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注目の俳優「林遣都」主演映画『しゃぼん玉』レビュー。若者と老婆の感動ストーリー

最近では、映画を観るというとシネマコンプレックスでの鑑賞が通常ですが、それよりも公開規模が小さく、少ない上映館・上映回数の作品でも、素敵な作品はたくさんあります。
シネマコンプレックス(通称:シネコン)とは、ひとつの施設に、複数のスクリーンを有する複合施設のことです。多くは5スクリーン以上などがシネコンとして区別されます。
それより少ないスクリーン数の映画館は、ミニシアターなどの言い方をしますね。
今回は、主にミニシアターで上映されている作品のひとつ、現在公開中の『しゃぼん玉』をご紹介します。


あらすじ

まずは、ストーリーをご紹介します。
林遣都(はやしけんと)さん演じる主人公・伊豆見翔人(いずみ しょうと)。彼は、自分より”弱い人”である女性や老人ばかりを狙って窃盗を繰り返します。
いよいよ、ナイフを手に持つようになり、強盗傷害を犯すまでに。

その逃亡途中に迷い込んだのが、作品の舞台となる宮崎県の椎葉村(しいばそん)。
椎葉村の山奥でバイク事故を起こし負傷して立ち上がれずに横たわっていた老婆・スマ(市原悦子)を助けたことで、スマの家に居候するように。

スマや”ご近所さん”が育てた野菜などを使ったやさしい料理を食べたり、ゆったりとのんびりした時間を過ごしたり、時には山に入ってキノコの採集や狩猟をしたりといった、伊豆見がこれまで経験してこなかった人と接し、時間を過ごすことで心に変化が。

その後、伊豆見がした決断はどうなるのか・・・。

映画「しゃぼん玉」予告編




原作は小説家・乃南アサさん作品

映画『しゃぼん玉』は、小説家である乃南アサさんの同名小説を原作に実写化されました。乃南アサさんの小説といえば、他にも『ジューンブライド 6月19日の花嫁』(1998)や『女神のかかと』(2005)など他にも実写映画化されている作品がありますよ。

登場人物の心情を丁寧に描き、暗めのストーリーの中にある希望がとても爽やかで美しい作品が多いです。



そして、主題歌を秦基博さんが担当されていることも、注目していただきたいポイントのひとつです。

誰もがよく知る秦 基博(はたもとひろ)さんの「アイ」の弾き語りバージョンが主題歌になっています。
また、最後のエンドロール部分でもストーリーは続いており、主人公・伊豆見も映像に登場してますので、最後までお席を立たずにお見逃しなく!
「アイ」は映画が製作される前からあった曲ですが、歌詞が作品に寄り添っていて、感動します。


主役・林遣都さんのお芝居にも注目を

林遣都さんといえば、前クールの朝ドラ『べっぴんさん』にもドラマーの役で出演されていましたが、他にも、『精霊の守り人』やNetflixドラマ『火花』で主演を務めたりと、出演作が途切れない俳優さんです。

しかし、バイプレーヤー(脇役)としての出演が多いので、主演でたっぷりと味わえる貴重な作品になっています。

通り魔のシーンでの狂気に満ちた表情と、椎葉村で生活するようになってから日増しに柔らかくなっていく表情の変化はさすがでした。
無愛想でイライラしてばかりの伊豆見が、スマを守ろうとする時や、スマに秘密を打ち明けようとする時の表情にも引き込まれます。

また、辛い過去を引きずって椎葉村に戻ってきた美知(藤井美菜)とのやりとりでは、年相応の反応をしていて、愛らしくなります。




これから公開予定の地域も

映画『しゃぼん玉』は、全国一斉の公開ではなく、順次公開が始まっています。今月4月中に公開を予定している劇場・地域もあれば、5月、6月に予定されているところもあるので、お近くの劇場を探して、ぜひ足を運んでみてください。

映画『しゃぼん玉』劇場情報 ( http://www.shabondama.jp/theater/index.html

普段はシネコンへしか行かない、という方もこれを機に趣のあるスクリーンでご覧になってみてはいかがでしょうか。

公式HP:http://www.shabondama.jp/

林 遣都  藤井美菜  相島一之  綿引勝彦 / 市原悦子
原作:乃南アサ『しゃぼん玉』(新潮文庫刊) 主題歌:秦 基博「アイ(弾き語りVersion)」(OFFICE AUGUSTA) 脚本・監督:東 伸児




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