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【東京忍者コラム】手裏剣は投げない!?忍者のリアル!実在した忍者はこんな感じだった!

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超人的な身体能力を持ち、壁を飛び越え、口から火を噴き、ガマガエルに跨ってドロンと消える。

マンガやゲームのモチーフに大人気の忍者。
アメコミヒーローなんかにも忍者っぽいキャラって結構いますよね。

さて、そんな忍者ですが、実在した忍者がどんな存在だったか、意外と日本人でも知られていなかったりします。

年間2000万人の観光客が日本にやってくる今、街中でいつ忍者の質問をされてもいいように、忍者の末裔たる東京忍者の私たちが解説しちゃいます。


忍者は手裏剣を投げない

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忍者としてよく受ける質問のNo.1がこれ!
大抵手を水平にしてシュシュシュ!

「忍者ってやっぱり手裏剣投げるの?」って、聞かれます。

やっぱり忍者のイメージといえば手裏剣なんですね。

でも、昔の忍者は手裏剣をあまり投げないんです。

たくさん投げるイメージのある手裏剣ですが、そもそも何枚も持ち歩いて投げるようなものではありませんでした。
多くは1-2枚程度しか持ち歩いていなかったそうです。

理由は大きく分けて三つあります。

1つ目は、忍者は身軽でなければならないということ。
身軽であるために重い鉄をたくさん持ち歩くこと自体があまり好まれませんでした。

2つ目は、昔は今よりも鉄という鉱物が貴重だったので、大量生産がされていなかったということです。
そのために、たくさん持つことが事実上現実的ではありませんでした。

3つ目は、投げてしまった場合、証拠として現場に残り、流派がばれてしまうということでした。
手裏剣は流派によってデザインがバラバラでした。

現場に残された手裏剣から、流派がバレることは忍者にとっては正体がバレることも同然でした。

そのため、よほど追い詰められていない限り、手裏剣を投げることはなかったそうです。


忍者は火を吹かない!
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忍者のイメージとして多くの人が抱くのが

『◯◯の術』ではないでしょうか?

火遁の術で火を吹いたり、分身の術で分身したり、一般的な忍者の術のイメージは、結構派手な印象がありますね。

「実際に昔の忍者はそんな術が使えたんですか?」

こちらの質問も手裏剣に次いでよく聞かれます。

冗談交じりに聞かれるので、本当に期待されているわけではないと思うのですが、実際に火を吹いたり、消えたりできたかというと、できません。

残念ですが、忍者も人間でした。

超能力をもっているわけではないので、超常的な現象を起こせるわけではありません。

◯◯遁、の遁という字は、遁走術(とんそうじゅつ)の遁なので、派手に攻撃する術ではなく、逃げるための術だったのです。
忍者には攻撃用の術はほとんどなかったと言われています。



いかがでしたでしょうか。
ちょっとイメージと違ったのではないかと思います。
特に手裏剣の話は驚かれることが多いです。

本当の忍者は何よりも情報収集が肝!
そのため、戦って相手を倒すことよりも、生きのびるために逃げる術の方が重要だったんですね。

小説や映画、アニメ、戦隊ヒーローなどに出てくる忍者の影響で派手に戦うといった間違った忍者のイメージが広まっていますが、本来は、己を殺して任務を淡々と着実に全うすることが忍者の姿だったのです。

まさに歴史の影の存在っぽくて、
渋い格好よさのようなものが忍者の本当の魅力なのかもしれません。





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ライタープロフィール

東京忍者(宝月ねね・高千穂 凛)
甲賀忍者の末裔である宝月ねねと、高千穂 凛の二人で結成されたボーカルユニット。
日本文化の発信と共に、誤解されている忍者の姿を正すために、精力的に活動をしている。忍者文化の本質を伝えつつ、忍者の新しい可能性を模索しながら東京で修行(Live)中
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