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高齢になった家族にしてあげたい新しいプレゼントの形。旅行サポートサービスとは?

家族の絆をつくるプレゼントは何か。
5月は母の日、6月は父の日と家族に対するイベントが続く季節ですが、みなさんはご両親に何かプレゼントはされましたか。
特に何もしていないという方もいたかもしれませんが、いつか何かをと心の底で考えている人もいるかもしれません。

近年ではモノよりコトと言われているように、食べ物などよりも旅行や体験をプレゼントする方も増えているようです。けれども、忙しく働くビジネスマンにとってはなかなか家族と一緒の時間を作るのは難しい上、ご両親が高齢になれば障害や病気により家族単位での移動やご両親のサポートも手間がかかり、さらにご本人が気を使ってお留守番というケースも少なくないようです。

忙しくてなにもできていないという方も、いつかは何らかの形で親孝行ができたらと考えている方にもためになる、新しい親孝行の形を紹介したいと思います。

【新しい親孝行の形とは?】

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本日は、一般社団法人日本旅行介護士協会(以下、旅行介護士協会)代表の加藤様に取材をしてきました。旅行介護士協会は、東京都中野区を主な拠点として高齢者向けの外出サポートを行っています。代表的なサービスの一つは、介護のプロが旅行に同伴する、旅行サポートサービスです。
これはどんなサービスかというと多忙やご家族様の障害などの事情から、ご家族様だけでの旅が難しい方でも、ご家族と一緒、もしくはご家族の代わりに付き添いのプロが同伴して旅をサポートするというものです。

お客さん視点で考えると、ご両親と旅行に行ってもらっている、というサービスをご家族はどう感じているのか、と疑問に思いインタビューしたところ、意外な答えが返ってきました。

加藤さん「もちろん一緒に行けるというのに越したことはないですが、8割方は忙しいから一緒に行けないで、諦めるしかない状態です。高齢であろうとご両親と一緒に旅に行きたいという気持ちに変わりはありませんが、お子様やお孫さんの世話や仕事のスケジュールなどからプランは立てているが泣く泣く諦めるしかないというケースが多いです。家のことであきらめるよりも、その代案として考えてもらいたい」と語ってくれました。

続いて初めてサービスを利用する人はどんな気持ちなのか続いてお伺いしたところ、
加藤さん「漠然とした不安をお持ちの方が多いです。病気や障害で久しく外へ出ていない方は自分からの意欲で外に出ようという気持ちが弱ってくる。そこで、元気になってもらいたいという気持ちからサービスの利用を考えてもらえています」と初めてのサービスに対する利用者の不安な気持ちや、どういう想いから利用を考えるきかっけになるかまだ教えていただきました。

一般社団法人日本旅行介護士協会 理事長 加藤信一(ドリーム・ケア・サービス株式会社代表)

一般社団法人日本旅行介護士協会 理事長 加藤信一(ドリーム・ケア・サービス株式会社代表)


そんな家族の諦めかけた夢を叶える旅行サービスは好評で、ほぼ一部の施設からの口コミだけで5年で延べ約1300件の依頼があるそうです。
年々利用者が増えるこのサービスの背景には、ご両親への親孝行の思いが強くあったんですね。ご両親と離れて生活しているとありがちなモノのプレゼントを・・とついつい安易に考えてしまいがちですが、大好きなモノをプレゼントする以外にも喜んでいただける旅をプレゼントする、というのも選択肢の一つにあってもいいかもしれません。それも付き添いのプロが同伴というサポート体制で、安心して楽しんでもらえます。

このインタビューで代表の加藤さんが一番楽しそうにお話ししてくれたことは、旅行というイベントでのお客様の心の変化についてです。

加藤さん「旅行に行った後に楽しかったという家族の会話があるだけではなく、旅行に行くと決めたときから元気になる人もいる。それならこの日までは死ねない(笑)、リハビリをもっとがんばろう!とご両親が生きることに前向きになっていくんです」。
大人でも旅行が決まれば、遠足の前日にワクワクして眠れない子供と似たような感覚になるんですね。

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一時的なモノのプレゼントより行く前からワクワクして活動的になっていくご両親の体と心の変化が、サポートを依頼するご家族の喜びにつながっているようです。
加藤さんが「親が喜ぶ姿を見て子供も喜んでいる」と言っているのも頷けます。

ちなみに都内の人気のスポットは、浅草、代々木公園です。
他、横浜の昔も今も変わらない港町の風景を懐かしむ楽しみが人気の秘訣です。
中には80代で富士急ハイランドへ行きたいというアクティブな方もいらっしゃるようです。さらには、一部ですが海外にも積極的に足を運びたいという方も増えているそうです。

みなさんのご両親の思い出の場所はどこでしょうか?
普段からどこかに行きたいと口に出さないご両親も、きっと思い出の場所があると思います。
旅行介護士協会では一般の旅行会社とは違い、付き添いのプロが下見も含めて重度の要介護状態の方でも対応できるノウハウを持っているので安心して旅のコーディネートをしていただけます。(協会会員の旅行会社により旅行の手配も可。)

【施設のバリアフリーより親子のバリアフリー】

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家族の在り方や親孝行の形も多様な時代となりました。

ご高齢になるご両親と旅で一番の壁になるのは何かとインタビューしたところ、
加藤さん「もう歳だからと言って本人が外へ出ること自体を遠慮してしまうことです。すると、実際は行きたい願望があったとしても気を使って自分から声を上げることもなく、目標をなくして日々過ごすだけになりがちです。」
旅行というものを通じて心も体も豊かにあってほしい、そんな想いが加藤さんから感じられました。

本当に必要なのは快適に暮らす設備のバリアフリーではなく、家族の心のバリアフリーなのかもしれません。たとえ家族であっても、日々の忙しさに埋もれてお互いの歩み寄りがなくなりその心くばりすら気が付かなくなることもあるでしょう。

旅のプレゼントは、そんな家族の心を近づける最高のプレゼントなのかもしれない。



一般社団法人日本旅行介護士協会
http://www.yumekaigo.com/blog/?p=92
Facebookページ:https://www.facebook.com/nihonryokoukaigoshikyoukai.or.jp/

旅行サポートについてはこちらから
ドリーム・ケア・サービス株式会社
代表取締役 加藤信一
http://www.yumekaigo.com/




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ライタープロフィール

村上将大

読書ライター

日々出版される本。

興味がありながらも読むのがめんどくさそうな本、すごい人が書いた本なので参考にならないほどの本、また本の帯がキャッチ―で魅力的な本。

もっともらしい肩書きの人が本を絶賛していても、自分にとってホントに学びがある本なのかどうかは疑わしところがありますよね。

そこを超人的な成功者が経験則を語るのではなく、等身大のビジネスマンとしての感性で読書後の感想や魅力、発見などを公開していきます。

普段本を読まない方、読んでもメリットを感じないと思っている方に本、学びの面白さを伝えていけたらなと思っています。


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